稲沢市B街区ブログ

JR稲沢駅東口(リーフウォーク、カーマのある方)の稲沢市B街区(多目的広場)の活用を見守るブログです。豊田合成記念体育館(エントリオ)が建設されました。

稲沢市B街区 公募型プロポーザルの条件と評価項目が示される

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平成30年1月29日(月)10:00から開かれた「第4回市有地B街区活用に関する検討会」では、基本方針(案)に対するパブリックコメントと公募型プロポーザルの条件と評価項目が示されました。A街区と同じ轍を踏まないために、住民の意見を尊重すべきと思います。

 

稲沢市B街区 公募型プロポーザルの条件と評価項目が示される

 

公募型プロポーザルの条件

 

公募型プロポーザルの条件は、

以下の3点となりました。

 

1点目:施設条件

 

メイン施設として、大型スポーツ施設、大学等高次教育施設、

大規模文化集会施設・博物館等。

 

サブ機能として、子育て支援機能(民間保育所)、

高齢者福祉機能(介護老人福祉施設)、

商業機能(コンビニ等)の一つまたは複数導入する。

 

これらの機能については施設建設が完了した後、

継続して10年以上運営すること

 

2点目:使用条件

 

従前の広場機能を持った箇所(売却対象地南西角)に、

代替となる広場を整備し、事業者が利用する場合を除いて、

一般に広く開放すること。

 

3点目:価格条件

 

売却最低価格以上の買受希望価格とすること。

 

評価項目の条件

 

評価項目を100点満点で評価して、

70点に満たない場合は、該当なしとするとのことです。

 

・基本方針との適合性(20点)

・運営計画(15点)

・周辺環境対策(20点)

・連携(20点)

・その他(5点)

・価格(20点)

 

稲沢市B街区 公募型プロポーザル条件と評価項目思ったこと

 

パブリックコメントを読むと、

公募する前にすでにB街区の活用方法が決まっているような記述もあるのだが、

評価項目の配点(5点と4点の違い)などが、

明確にジャッジ出来るのか不安なところがあります。

 

パブリックコメントには、

「この用地はJR稲沢駅前に位置し、

名古屋駅まで約10 分という、稲沢市にとって、

非常に高いポテンシャルを持った、

貴重な財産です。」と多く記載されています。

 

住民からの意見は、一応聞きましたので、

これからプロポーザルを開始させて頂きます。

と読み取れます。

 

初めから、

プロポーザル開始ありきという感じが否めません。

 

パブリックコメントの回答は、

行っているものの、

住民意見不在で進めている感じです。

 

A街区にパチンコ屋が建った時と同じ轍を、

踏まなければ良いのだが、

今度こそ住民が望んでいる施設にして頂きたいものです。

 

大型スポーツ施設、大学等高次教育施設、

大規模文化集会施設・博物館等をメインの方向ですが、

需要があるのか、採算が取れるのか、

大いに疑問が湧きます。

 

周辺住民にアンケートをするとか、

実際にB街区(多目的広場)の使用者の意見を求めるとか、

色々とやり方はあると思うのですが、

結論を急ぎ過ぎているように見受けられます。

 

稲沢市B街区 公募型プロポーザルの条件と評価項目が示されるでした。